知を愛するノリゾーのブログ

哲学の知識を整理しつつ、身近に起こったことに対してのまとめをしていく。

〜職業の選択は自分の意志なのか〜

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自由の苦しみ

 3月が始まり就活の時期となった

 自分のやりたい仕事や興味のある仕事を探し

 説明会に参加している人が多いと思う

 仕事を探すことは誰に決められものでもなく

 自分で「自由」に決めることができる
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その選択は自由に決めたことなのか

 偏差値の高い大学に入り大手の企業に就職する

 自分で大学を決めて就職先も決めたと思うかもしれないが

 本当にそうだろうか?

 その企業で何がしたいのか

 明確な人は少ないのではないかと思う

 なんとなく世間から認められた大学を出て大きい企業を選ぶ

 これは自由に選んだとは異なるように感じる

自由を見つける

 今の自分の持ち場立場で不自由に感じることがあるかもしれない

 自由な選択とはどのようなものかを見つめ直して

 自分の中のその自由を今の環境で見つけ出してみてほしい

最後に

 武器になる哲学

 この本の中に紹介させていた現代アーティストのヨーゼフ・ボイス

 メッセージを紹介したい

 私たちは皆アーティストであり社会という芸術作品を

 ひとりひとりが作り上げるという思いで日々を過ごすべきだ

〜「自由」が就活生を苦しめる〜

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選択の自由

 就活の時期になり就活生に突きつけられるのは

 仕事を自由に選ぶ権利

 選んでから望み通りにはならないが

 自分が何をしたいのか

 その企業に入ってどう成長したいのか

 いろんな判断基準で選んでいるだろう

自分が何をしたいのか

 中学、高校の頃からやりたいことがあって

 大学を選んでいる人が最近は少ない

 大学3年の終わりになり何をしたいのか考えることになる

 近頃よく見かける言葉で

 「好きなことで生きる」がある

 この言葉からも昔に比べて

 親や周りからの影響で職業の選択をすることが

 減ってきていると思う

 色々言われなくなることで楽になったところもあるが

 自由な選択を突きつけられた時に

 自分で判断をするということに慣れていない

仕事のやりがいとは?

 コンビニバイトの経験のある友人は

 公務員の人たちはどのようなやりがいを

 感じているのかという疑問を抱いていた

 コンビニでは接客を通してお客さんへの気遣いの面で

 工夫をこらしたり、商品を見やすく置いたりと

 気を配ることで目に見えるものがある

 では事務系の人たちはどうなのか

 私の考えとしては目の前には対象となる人は見えないが

 最終的に公共サービスを利用する人たちが滞りなく

 利用しやすくなったり、

 書類などがタイムリーに提供されて

 ストレスなく過ごせるような姿を

 思い浮かべてみるといいのではないかと思う

孤独と責任

 今、自由に選択ができる立場にいる人たちは

 誰も自分の選択を拒みもせず

 その選択に重要なものを感じていると思う

 自分でものごとを判断する機会が少ないため

 判断が難しいと思うが

 自分自身が今まで何を感じた時に心が動いたのか

 自分を見つめ直してみるといい
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 最後に

 今回は

 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

  山口 周

 自由からの逃走

  エーリッヒ・フロム(ドイツ出身の社会心理学精神分析、哲学研究者)

 彼の「自由」とは本当に良いものなのかから

 就活におけることについて考えてみた

 フロムはファシズムがなぜ浸透したのかを心理学的に分析し

 自由に対しての問いかけをしている

 気になる方は手に取ってもらいたい

自由からの逃走 新版

自由からの逃走 新版

 

 

〜緊張をほぐす意識のポイント「臍下の一点」〜

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緊張するとどうなるか

 緊張してくると手からは汗がにじみ出て

 心臓の鼓動は大きくなる

 じっとしていられなくなりそわそわしだす

 このように落ち着きがなくなってしまう

 この状態を気持ちが「上がる」と表現したりする

氣を静める

 身体の変化が起きているのは心が乱されている

 心を静めるためにはどうしたら良いのか

 そのヒントは合氣道にある

 元野球選手の王貞治も現役時代に

 合氣道の心身統一を学び活かしていた

 何を学んだのかそれは

 正しい姿勢である

正しい姿勢のためのワンポイント

 意識すべきポイントは

 臍下の一点(せいかのいってん)である

 臍下とは下腹、へその下の部位をいう

 ここでいう一点とは下腹の範囲ではなく

 下腹の中でも力の入らないところを指す

 意識が頭へ上がってしまっているのを

 臍下の一点まで下げることで

 心が静まり無駄な力が入っていない正しい姿勢になる

動じない心を身につける

 合氣道には心について知るためのヒントがまだまだある

 「動じない」この状態が常に自然と作り出せるまでに

 正しい意識で鍛錬が必要になる

 興味のある人はさらに深めていってみてはどうだろう

〜努力し続けるための思考〜

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なぜ努力するのか

 今何に対して努力をしているだろうか

 ・誰よりもサッカーや野球が上手くなりたい

 ・自分の知識を多くの人へブログで伝えたい

 それぞれ何か努力しているものがあるだろう

 目的を達成するための努力がある

決められた報酬

 頑張った人には必ず報酬(お金など)が与えられるとしよう

 この時あなたは頑張ることができるだろうか

 

 頑張れると思った人もいるだろう

 

 だが、その頑張りはどのような意欲が湧いているだろうか

 お金がもらえるから頑張る

 という考えになっていないだろうか

 

 努力すると必ず報われるという考え方では

 自発的な自分がこうなりたいという取り組みから

 報酬ありきの取り組み姿勢に変わってしまう

成果を出すために

 自分自身でモチベーションを維持して

 ひたむきにやれるような気持ちを持ち続けるためには

 自分が成果に値する人だと思うことが大切である

 

 そのためにあらゆる努力をしているのだと認識することで

 努力することが目的として自分のモチベーションを維持することができる

 

〜集中力を高めるルーティーン〜

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 ルーティーンとは

 決まった動作を毎回行うことで

 精神の統一ができて毎回同じ気持ちで作業に入れる

 ・五郎丸のキックの前のポーズ

 ・イチローのバッターボックスへ入るまでの一連の動作

同じ動きをすればいいわけではない

 大事な発表の前に五郎丸のポーズをすることで

 緊張がほぐれるわけでもなく

 イチローと同じような一連の動作をすれば

 通算3000安打が打てるようになるわけでもない

 これは理解することができると思うが

 あらためて自分が効果的にルーティンを取り入れるために

 何が大事なのだろうか

なぜその動きをするのか

 五郎丸選手のあのポーズになるまでに

 過去のキックの成功率の統計を取り

 上手くいった時の

 助走の歩数や細かな動作の分析がある

 あの特有な手を合わせる動作にも理由がある

 親指に息を吹きかけることで

 不安や緊張感を和らげる効果を得ることができる

 他にも自分の分析に基づいた結果や心理的効果

 あのルーティーンになっていることがわかる  

 実践例 

 スポーツ選手に対してのスキルだと思ってしまうだろうが

 自分にも応用することができる

 例えば

 会議や発表会などで人前に出て話をするとき

 心臓の鼓動は激しくなり緊張状態になるだろう

 その時は

 視点を一点に集中させると緊張がほぐれる

 緊張すると周りが気になり目が動く

 目という体の部位を安定させることで気持ちも安定する

質の高いルーティーンにするために

 「心と身体は同調している」

 これはイチローがよく言っていることばだ

 安定した行動をすることでメンタルも安定する

 これがルーティーンの大事な部分だと思う

まとめ

 効果のあるものにするためには

  ・自分自身を分析すること

  ・ルーティーンの本質を知っていること

 この2つを取り入れることができれば

 自分も五郎丸やイチローのような強いメンタルに近づける 

〜人を動かす3つのキーワード〜

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 はじめに

 「武器になる哲学」という本の情報から

 教えるための技術として活かすために進めていく

 今回はアリストテレスの人を動かす「3つのキーワード」について

「ロゴス」

 ロゴスとはロジックのことで日本語で論理になる

 論理が必要な理由は自分が伝えたいことが理にかなっているかどうかである

 大前提にこの部分がないと

 相手に話をしても聞く耳を持ってもらえない

 だがこれだけでは命令するような伝え方になり

 すぐに納得してもらうのは難しい

「エトス」

 エトスとはエシックスのことでこれは倫理となる

 なぜ倫理が必要なのか

 人が行動に移すには

 道徳的に正しいか

 自分の行いに対して周りに価値があるか

 というものであり価値のないものには行動がついてこない

「パトス」

 パトスとはパッションつまり情熱である

 情熱があるように感じない相手から言われても

 何も伝わらず響かないだろう

3つのキーワードを踏まえて

 ここでの内容で思ったことは

 カントのような道徳観を持ち合わせている相手に対しては

 1と2が同じだろうと感じた
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 よっぽど周りにいる人は功利主義者な人が多いと思うので  

 3つのキーワードが必要であると納得できる
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 まとめ

 人に伝え動いてもらうにはキーワードの中の

 1つだけでは足りないことがわかった

 話をする前にまずは自分が思考を巡らして

 3つの全てを整えてから話をする

〜思考を始めさせる魔法のことば〜

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感情には理由がある

 感情と身体はとても関係が深くお互い影響し合っている

 感情が影響する場面では・・・

  マラソンでランナーとして走っていて周りから応援してもらえると

  気持ちが高ぶり身体が軽くなったように感じる

 身体が影響する場面では・・・

  疲れという感情が湧いた時には長時間座っていることで

  血流が悪くなっていることが原因になっている

 感情が湧くときは身体の影響による理由がある

感情は脳の思い込みが多い

 感情とは自分の体が経験したことにより作られている

 ・応援してくれる人の声を聞いたり見たりした

 ・長時間のデスクワークで血流が悪くなった

 といった自分の行いから感情が湧いている

 つまり脳が体の五感から感情を作り出しているといってもいいだろう

自分と向き合う

 疲れた、眠い、やりたくないなどネガティブな感情が湧いたとき

 自分に対して問いかけてみてほしい

 『で?』

 意味としては「だから何なの?」「なんで?」という意味合いだ

 このことばで自分と向き合うことができる

 私はこのことばでネガティヴな感情と向き合い新たな感情を作り出す

 疲れたから何?

 なんで眠いの?

 なぜやりたくないの?

 自分の中で問いかけてみると自分のみが知っている原因にたどり着く

まとめ

 『で?』と問いかけると自分の中から

 一歩離れた視点に切り替わるような感覚になる

 このことばは思考を始めさせる魔法のことばである

 

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