〜「自由」が就活生を苦しめる〜
選択の自由
就活の時期になり就活生に突きつけられるのは
仕事を自由に選ぶ権利だ
選んでから望み通りにはならないが
自分が何をしたいのか
その企業に入ってどう成長したいのか
いろんな判断基準で選んでいるだろう
自分が何をしたいのか
中学、高校の頃からやりたいことがあって
大学を選んでいる人が最近は少ない
大学3年の終わりになり何をしたいのか考えることになる
近頃よく見かける言葉で
「好きなことで生きる」がある
この言葉からも昔に比べて
親や周りからの影響で職業の選択をすることが
減ってきていると思う
色々言われなくなることで楽になったところもあるが
自由な選択を突きつけられた時に
自分で判断をするということに慣れていない
仕事のやりがいとは?
コンビニバイトの経験のある友人は
公務員の人たちはどのようなやりがいを
感じているのかという疑問を抱いていた
コンビニでは接客を通してお客さんへの気遣いの面で
工夫をこらしたり、商品を見やすく置いたりと
気を配ることで目に見えるものがある
では事務系の人たちはどうなのか
私の考えとしては目の前には対象となる人は見えないが
最終的に公共サービスを利用する人たちが滞りなく
利用しやすくなったり、
書類などがタイムリーに提供されて
ストレスなく過ごせるような姿を
思い浮かべてみるといいのではないかと思う
孤独と責任
今、自由に選択ができる立場にいる人たちは
誰も自分の選択を拒みもせず
その選択に重要なものを感じていると思う
自分でものごとを判断する機会が少ないため
判断が難しいと思うが
自分自身が今まで何を感じた時に心が動いたのか
自分を見つめ直してみるといい
www.norizo.work
最後に
今回は
武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50
山口 周
エーリッヒ・フロム(ドイツ出身の社会心理学、精神分析、哲学研究者)
彼の「自由」とは本当に良いものなのかから
就活におけることについて考えてみた
フロムはファシズムがなぜ浸透したのかを心理学的に分析し
自由に対しての問いかけをしている
気になる方は手に取ってもらいたい
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