知を愛するノリゾーのブログ

哲学の知識を整理しつつ、身近に起こったことに対してのまとめをしていく。

〜出会いの幅を広げる〜

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人との関わり

 今までの生活の中で対面してしっかりと話をした人は何人いるだろう

 友人とたわいもない会話やどこかに出かけて楽しむ

 そう言った日々は多かった

 しかし

 対面して今までのことや今思っていることを

 お互い話し合うということをしてこなかった

 親と話す時間も中学を卒業してから格段と減り 

 友人も決まった人と話すことが多くなった

小さな自分

 社会人となり年数が経ち

 職場での新しい人との関わりが落ち着き

 私生活でも全く関わりの幅が広がることがなくなった

 その時感じたのは

 このままでは自分の変化が小さくなってしまうと感じた

 狭い地域で育ち、会社の範囲内で日々を過ごしていると

 自分がとても小さく感じてしまう

新しい出会い 

 新しい関わりを増やすためにも少しずつ変化をつけなければいけない

 今の時代で便利なったことの一つに

 部屋にいても遠く離れた人と連絡を取れるよういなったことだ 

 これを活用しTwitterやブログで自分と関わる人の幅を広げるきっかけを作っている

 この変化で多くの人の話や考えに接することができる時間が増えた

人の深み

 Twitterやブログでの関わりの人数が増えてきたものの

 関わりがかなり薄いものに感じてきた

 多くの人の考えがいろんな所で発信されていることに

 気づくことができたのと同時に

 それまでに至った経緯やその人の性格

 周りの人の影響など背後に隠れてしまっていることが多いと感じた

 それらの要素に人の深みがあると思う

会いたい人に会う

 人の深みを知るには一番いいのは会って話すことであると思う

 自分が会ってみたいと感じるために

 その人の魅力を見つけて相手に連絡するという段階がある

 相手の魅力を探すことができれば話を聞いてみたいと感じ

 実際に深みを得ることにつながる

魅力に気づく

 相手の魅力に気づけるようになると

 どういうことが魅力に繋がるのかがわかり

 自分にも魅力をつけることができるようになる

 魅力に気づき人の深みを理解することにより 

 自分にも同じような魅力と深みを出すことができれば

 さらに自分を成長させることができる

 

〜言いたいことが言える人と言えない人〜

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自分の意思

 仕事をしていると上司から指示される

 また不具合があった時注意されることもある

 自分はやりたくないが言われたからやる

 自分が全て悪い訳ではないのに色々と自分に言われ黙って聞く

 この「自分の意思」が生まれた時あなたは言いたいことが言えているだろうか

言ったらどうなるのか

 自由に自分の意思を伝えることは自由であるが

 言った時どうなるか 

 自分がやりたくないからやらないと伝える

 自分は悪くないときっぱり言い切る

 ストレスを受けることなく生活し

 自由にやることが正しいが

 自分がやりたいように好き勝手やるのは正しいとは言えない

 そのまま自分を突き通していくとその会社ではやっていけなくなる

言える人と言えない人

 周りには自分の意思が伝えられる人と

 なかなか伝えられない人がいる

 この違いは何なのか

 それは守るものがあるかないかだ

 自分の立場が1人のものではない人は

 なかなか好き勝手やっていけなくなる

 家族や親戚、部下、地域の人や自分の周りを取り巻く人に

 自分の選択が左右される

自由な若者

 仕事の中での話で進めてきたが

 生活面でも同じことが言える

 自分の周りのコミュニティーの関わりが薄くなってきた社会で

 若者は自由を求めて自分の世界へと入ってしまう

 ネットの中で自分と似た人と簡単につながることができて

 外に出なくても楽しむことができる

最後に

 コミュニティーの薄さが個人の立場を作り上げる機会を少なくしている

 そのため自分のしたいようにできる反面で

 外にいる大人とうまく協調することができない

 大人はネットの中の現状や若者が考えていることに興味を持ち

 若者は外の関わりがある上での今の体があることを認識する必要がある

 

〜あなたの疑問は哲学で解決する〜

本の紹介

  哲学が生活面で活かされるのはなぜかというところから入り

 一つのテーマについて哲学者の思想や政治などの背景など

 実際の生活に落とし込めるまで簡単に説明されている

あなたの疑問は哲学者がもう思考している

 哲学の内容はなぜ生きているのかといった大まかなものから

 人の選択の理由や時代の変化についてなど

 誰もが疑問に思うことに対して

 過去の哲学者が長い時間をかけて思考してきている

 そのため自分なりの考えと哲学者の考えを

 すり合わせることによって短時間で深い理解まで落とし込むことができる

思考に深みが増す

 「幸せになるためには」

 「やりたいことをやっていくためには」

 このようなことを鋭い視点から説いて

 発信している人をTwitterなどでよく見かける

 彼らの考えは哲学的であることが多い

 周りの人が納得し共通の理解が得られるまで問題を砕くことができている

 ぜひ本を読んでみてほしい

 哲学の本を読んでみると

 あなたも知らず知らずのうちに哲学で考えるような思考を

 常日頃からしていることに気づくのではないだろうか

〜トヨタから創造性が失われていく〜

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労使交渉

 トヨタの労使交渉の内容がYouTubeで見ることができることは知っているだろうか

 3回目の話し合いが終わり最終局面に入ってきたところで

 来週には回答があると思われる

 100年に一回の大転換期だと危機感を持ち

 会社側と組合側とで賃金や働き方の本音のトークが繰り広げられている

努力している人に報いる

 トヨタ「プロになろう」という言葉を何度も出して

 意識の変革を促している

 自分の専門性を高めて自社のみならず

 他のところでも競えるような人材を増やしたい思いがあるようだ

 その意志があるものやリーダー格の人に対し

 組合側も報酬を求めて交渉に至っている

 つまり努力している人に正しい報酬を与えるということだ

「予告された報酬」がもたらすもの

 心理学者のカール・ドゥンガろうそく問題を使い

 ニューヨーク大学グラックスバーグが「予告された報酬」によって

 どのような影響が出るのかを研究した

「ろうそく問題」とは

 ろうそく、マッチ、画鋲がある下の図のような状況から

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 テーブルの上にろうが垂れないようにろうそくを壁に付ける方法を

 考えてほしいというものだ

 この問題の正解は下の図のようになる

 画鋲の入っていた箱を土台にする発想により解ける問題だ

 

 

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  この問題を用いてグラックスバーグは

「早く解けたものに報酬を与える」と約束をした時

 回答時間を調べた

 その結果平均4分ほど長くかかることがわかった

 つまり報酬を与えることで発想力のいる問題を解く能力が

 低下してしまうことがわかった

 今後どうなるのか

 報酬が得られるような制度になっていくことによって 

 もっといいものを作ることよりも

 自分の報酬が上がる仕事を選ぶようになり

 組織から創造性が失われていく

 もう一度創造性のある人材が欲しいのであれば

 バッターボックスに立ち失敗を恐れさせない風土作り

 報酬にこだわらず自分のやりたいことにチャレンジできる

 環境づくりに取り組んでいってほしいと思う

絶対菜食主義ヴィーガンの考え方

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ヴィーガンとは

 酪農製品つまり動物から摂取することなく絶対菜食主義者のことである

 動物へ苦しみを与えることの嫌悪感から

 動物から得られるものを取らないようにするという考え方だ

日本のヴィーガンの人口

 2014年の調査では2.7%の人がヴィーガンであることがわかっている

 ヴィーガンに似たベジタリアンの比率でも4.7%と低い

ベジタリアンとの違い

 野菜しか食べないといったベジタリアンの考えに対して

 ヴィーガンは動物製品全てから避けるという考えだ

 卵や牛乳なども含まれ

 革製品や毛皮なども排斥する

 

動物達の苦痛

 オーストラリアの哲学者ピーター・シンガー

 人は動物を食べなくても健康的に生きていくことができると主張した

 畜産業者の中には劣悪な環境で動物を飼育しているところがある

 身動きのできないような狭いゲージに何羽も入れられたり

 食肉解体では動物達に苦痛をもたらす

 人と動物には苦痛を感じることができるという

 共通の種であり一貫性を持って考慮されるべきと言っている

自分はどう思うか

 社会では生きていくために畜産業を通して食料や仕事が生まれている

 今やどこの店でもメニューには肉があり提供される

 スーパーにはパックに包まれた肉が並ぶ

 ここまでタイムリーに食肉が提供されているということが

 どんなにすごいことかと考えさせられる

私たちはどうするか

 ヴィーガンという言葉を初めて知った人も多いと思う

 知ることでこの考えについて自分の考えが生まれる

 これから大事なのは周りにある当たり前だと思われているものが

 どうして当たり前なのかを疑い事実を自分で調べ行動に移すことだと思う

動物の解放 改訂版

動物の解放 改訂版

 

 

スポーツだけじゃない!?技能のオリンピック

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2020年

 東京オリンピックが開催される

 招致に向けて多くの人が動き

 東京に決まったとき人々は歓喜した

 東京五輪に期待が高まる

 スポーツの祭典としてオリンピックは

 とても認知度が高く国を挙げて金メダルを目指す

 そんな五輪の世界は技能にも存在する

技能五輪全国大会

 技能というと何か仕事でやっていることを競う大会なのかと

 思われるかもしれない 

 だいたいは当たっている

 鉄鋼ヤスリや工作機械(フライス盤や旋盤)などを使った工業関係

 配管、左官、建築大工などの建築関係

 日本料理、西洋料理、洋菓子製造などの調理関係まで

 他分野の計42職種の競技がある

 23歳以下の若手技能者が出場する

 企業や専門学校や工業高校から

 技能を極めてきたものが技能五輪全国大会で金メダルを目指す

 ここで優勝したものは国際大会への出場資格を得る

技能五輪国際大会

 出場資格を得た選手は日本の代表として世界の若手技能者と競う

 中国、韓国、スイス、ブラジルなど多くの国から出場する

 全国大会は毎年行われるが国際大会は2年に一度開催される

技能グランプリ

 技能五輪全国大会に出場できるのは23歳以下だが

 これは年齢を問わず出場することができる

 技能検定で1級を持つ経験の多い熟練者が大会で競う

若年者ものづくり競技大会

 企業に就いていない20歳以下の工業高校や専門学校の

 若年技能者が出場する大会

 高校などでこの大会に出場して企業に就職後

 技能を活かし全国大会にチャレンジするものもいる

2019年

 先日、技能グランプリが兵庫県で開かれた

 8月22日〜27日に技能五輪国際大会がロシアのカザンで開催する

 11月15日〜18日には技能五輪全国大会が愛知県で開催する

 2020年に向けてスポーツの五輪が注目される中で

 技能のオリンピックがあることを知っていただき

 今後の日本のものづくりの基盤となる技能者を自分の目で見ていただきたい

 

随時、技能五輪についての最新情報をTwitterにて発信していくので

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〜共感力を高める方法〜

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自分は自己中かまずは知る 

 「の」という字を自分のおでこに書いてみてほしい

 書けただろうか 

 

 どの視点であなたは字を描いただろう?

 自分の内側から見て書いた人は自己中気質かもしれない

 対して第三者から見て読みやすい向き

 つまり自分側から見て逆になった人は自己中気質が低い

相手の目線から自分を見る

 先ほどの「の」という字が自然と相手が読みやすい向きで書けた人は

 相手の目線から自分を見ることが身についている

 常日頃から話している相手が自分を見ている光景や

 自分が車に乗っていて歩行者が車に乗っている自分を

 見た時にどのように見えるだろうかと

 考えてみるといいかもしれない

共感力と瞑想の関係性

 瞑想は共感力を高めるために効果があるとよく言われる

 心を落ち着かせ自分を見つめる時間が瞑想にはある

 自分から一歩離れてみることが習慣化できることで

 相手目線からの意識が自然に身につく

メンタルの安定につながる

 実際に私が技能五輪の競技前に行っていた5分前ルーティーでは

 2分間ほどの瞑想を入れていた

 瞑想中は何も考えないことを意識し呼吸のみに集中する

 目を開けた後、会場内にいる周りの人が自分を見ている光景を想像し

 (実際に見ている人を見渡してからでも良い)

 周りの人達から順番に半径10m、5m、1mと縮めていき

 最終的に自分に意識を向ける

 緊張感を少なくし毎回安定した気持ちを作ることができる

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