知を愛するノリゾーのブログ

哲学の知識を整理しつつ、身近に起こったことに対してのまとめをしていく。

〜自然に触れる 中山道 妻籠馬籠〜

f:id:norizo-000:20190224214139j:plain
中山道へ行ってきた

 中山道(なかせんどう)の妻籠(つまご)から馬籠(まごめ)までの

 自然遊歩道を中学からの友人と歩いてきた

 最近は仕事でもパソコンを扱ったり

 普段からスマホを使用しているため

 目を休める意味で良い時間になったと思う

 友人と歩く中で見たものを共有したり

 思い出話にふけり

 中学の頃は部活で苦しい練習でもよくやっていたなーなど

 たわいもない話をしながらつらつらと歩いた

 山道を歩く時にスマホから離れ自然の景色を見て

 自分や友人の考えていることについて思考を巡らせることができる

 この時間は山道を歩いている時でなくとも意識して取っていきたい

 季節的に雪が溶けて凍っている道が所々あったが

 冬の終わり際は気温がちょうどいいことや

 空気が澄んでいるので景色が良い

 ぜひスマホから離れて1人や友人と自然に触れる時間を取ってみてほしい

 

www.norizo.work 

〜メンタルトレーニングのいろは本〜

新版 今すぐ使える メンタルトレーニング 《選手用》

 こんな人にオススメ

 スポーツをやっている人

 技能五輪をやっている人

 またはそれらの指導者をしている人

この本のポイント

 メンタルトレーニングについて知らない人でも
 トレーニングの必要性から意識づけまで説明がされている
 やり方も順を追って行えるようメソッドが組まれていて
 入り込みやすさ続けやすさがある

 著者について

 高妻容一さん

 スポーツ心理学コンサルタントの資格を持つ

 全日本大会での優勝経験有り

この本を手に取ったきっかけ

 メンタルというワードは耳にしていたものの

 それをトレーニングできるものだとは思ってなかった

 そんな中見つけたのがこの本だった

 メンタルが重要視されたきっかけの一つとして

 ラグビーの五郎丸選手だろう

 彼のポーズはキックの前のルーティーンとして注目された

 このルーティーンも毎回同じ場面で行うことで

 気持ちの面での効果がある

 ルーティーンに限らず

 メンタルをブレさせないためのテクニックに興味を持った

自分に取り入れてみて

 技能五輪ではスポーツでいうフィギュアスケートやゴルフといった

 相手と直接争いはせず自分の点数と相手の点数で競い合う

 スポーツ選手のメンタルの強さを自分も身に付けたいと思って取り入れた

 自分のメンタルをコントロールするには

 目標に対してのモチベーションや

 実際の競技中でのミスによる気持ちの変化

 緊張する場面の対処法など

 それぞれの場面でのテクニックが自然と行えるようにならなければいけない

 最終的に点数を維持することができるようになったことや

 緊張する場面での落ち着かせ方が身につき

 本番でも心理的テクニックを活かすことができた

最後に

 メンタルトレーニングとは自分と向き合い

 自分の弱い心に打ち勝つというイメージだ

 取り入れるか取り入れないかはあなた次第だと思う

 「心・技・体」の「心」の部分のトレーニングにはオススメだ

新版 今すぐ使える メンタルトレーニング 《選手用》

新版 今すぐ使える メンタルトレーニング 《選手用》

 
今すぐ使えるメンタルトレーニング―コーチ用

今すぐ使えるメンタルトレーニング―コーチ用

 

 

〜体のコンディションを知る方法〜

f:id:norizo-000:20190222190724p:plain

 コンディション不良による影響

 体の調子を気にして過ごしているだろうか

 技能五輪の訓練をしていると体の疲れや

 ちょっとした体の感覚のズレでミスにつながることがある

 私生活においても日によって

 うっかりミスをしたり

 忘れ物をしたりと

 普段何気なくできていることができない時があるだろう

 コンディション不良を知り対処ができると

 ミスをあらかじめ防ぐことができる

コンディション不良に気づく

 体と心はお互い影響し合っている

 感情には身体の情報から引き起こしていることが多い

 長時間座っていることで血流の流れが悪くなり

 疲れとしての感情が湧く

 このように疲れという感情からコンディションが良くないことを

 気づくのも良いが疲れの前に気づける方法もある

毎日同じ動きをする 

 毎朝のランニングで同じ距離を走る

 時間も測りその日の体調を確認する

 自分の走りのペース感覚と実際の時間とを比べて

 遅い速いなどからその日のコンディションを確認する

 もっと求めるならば

 毎朝同じメニューの食事を摂る

 これは野球選手のイチローも毎朝カレーを食べることで

 体の不調にブレが出ないようにしていたほどだ

まとめ

 体のコンディションをコントロールして

 訓練に少しの感覚のズレやミスを未然に防ぐ

 安定したパフォーマンスを発揮するためには

 毎日同じ動きをして安定した準備が大切だ

 

 

 

〜メンタルを鍛えることの大切さ〜

 

f:id:norizo-000:20190208184929j:plain

 技能五輪選手には欠かせないメンタルの強さ

 限られた時間の中で自分の技能を100%発揮しなければいけない

 たった年に1回の大会本番に力を出せる人、出せない人の差はメンタルにある

 技能五輪選手はスポーツ選手と同じくらいメンタルの強さが重要なポイントだろう

 特にフュギュアスケート、ゴルフといった1人競技の種目と同じようなメンタリティーが必要となる

メンタルを鍛えるとは

 よく最近では目にすることが多くなったメンタルというワード

 技能を身につけ高いパフォーマンスを発揮するには

 「心・技・体」のバランスのとれたトレーニングが欠かせない

  「技」は繰り返し練習を行い技能を習得するまで訓練を行う

  「体」は身体的な体力や筋力を鍛える

 では「心」はどのようなトレーニングをするべきか

 メンタルトレーニングである

  メンタルトレーニングとは心理学やスポーツ心理学で実証された

  心理的スキルをトレーニングすること

 この心理的スキルは数多くのスポーツ選手の行動や思考からメンタルを強めている要素を分析しスキルとしてまとめたものである

自分の弱さを知るところから

 大会直前にして緊張感で思うように体が動かない

 競技中にいつもはしないようなミスをしてしまう

 このような場面を経験してからでは遅い

 自分の弱いところを知り、心理的スキルを身につけることで

 後悔をしない結果に結びつけることができる

最後に  

 今年の技能五輪全国大会は11月15日〜18日

 会場は愛知県の愛知国際展示場「Aichi Sky Expo」で開かれる

 若手技能者が年に1回にしかない大会で

 磨き上げてきた技能を発揮する場面をぜひ見ていただきたい

 メンタルの大切さを肌で感じることができると思う

aichi-gorin-abilym.jp

www.norizo.work

 

〜教える・教わる 大事なワンポイント〜

f:id:norizo-000:20190220182401p:plain

 人を育てるためには教育しなければいけない

 教える、教わるのそれぞれの立場で

 どのようなプロセスで

 何に要点をおいているだろうか

 自分の中での

 教えた、教わったというイメージはどのようなものだろう

教える・教わるプロセス

「教える」

  自分が一つ一つ区切りながらやって見せる

  相手に対してわかっているかを確認しながら進める

  相手にやらせてみる

  正しいものができるか確認する

「教わる」

  見て学ぶ

  わからないところを聞きながら進める

  やってみる

  一通りできるようになる

 

各プロセスの要点

「教える」

 相手の手が止まった時にアドバイスをする

 アドバイスをすることはめんどう見が良いと思われがちだが

 タイミングがポイントになる

 相手が自分自身で思考する時間が必要になる

 ただ単にやり方を教えられている時

 相手はその間、思考が停止している

「教わる」

 なぜそのやり方なのか

 原理・原則がわかるように思考しながら話を聞く

 やり方だけを教わりそのようにやっただけだと

 できるようになったと勘違いしてしまう

まとめ

 教える側は待つこと

 教わる側は『原理・原則

 それぞれの立場でこのポイントをおさえることができていないと

 教えた、教わったということにはならないだろう

 

 

〜道徳とは(3)〜

ロッコ問題

 有名な思考実験のトロッコ問題

 

f:id:norizo-000:20190219194205p:plain

 

ロッコが止まらなくなってしまいこのままだと5人のがひかれてしまう

あなたはトロッコの方向を変えることのできるレバーの近くにいる

方向を変えた先には線路上に1人の作業者がいる

あなたはこの時どうしますか?

 

カントとベンサムならどうするか

 カントなら人の運命を自分で変えてはいけないと判断し方向を変えないかもしれない

 一方で

 ベンサムは5人よりも1人の犠牲で抑えられるならば方向を変えたかもしれない

 この実験の状況は極端かもしれない

 だがこれからこの問題に直面する

AIを搭載した自動運転車

 AIが車の先の状況を把握し自動走行する

 もし先に横断歩道を渡る歩行者がいて避けなければいけない場面で

 トロッコ問題よりも複雑な状況に直面する

 単純に人数が多い少ないの違いだけでなく

 年齢や性別も異なる人が目の前にいたらどのような判断をするだろうか

 実際に判断するのはAIだ

 これからAIの開発が進む中で判断基準がどうなるのか

 人間である自分自身がまずこのような問題に向き合ってみてほしい

 


www.norizo.work

 

 

〜道徳とは(2)〜

結果が大事

 ジェレミーベンサムは自分のしたことが良いことか悪いことかは

 結果によって判断させるとした

 自分の行為の苦痛と幸福感とを差し引いたものを「功利」と呼び

 このような考え方を「功利主義」という

功利主義とは

 カントの道徳の思考とは異なり

 多少の悪い行いは結果的に幸福に繋がるのであれば正しいという考えだ

 例えば

  友達が待ち合わせの時間に遅れてきたとしよう

  遅れてきた友達に対して「今着いたところ」と嘘をつく

  遅れてきた方は気まづさが和らぐ

 このように

 軽い嘘が結果として良い方向に向かうのであれば正しいものとなる

  (カントの場合はどんな答えであっても真実を伝えなければいけない)

 

カントとベンサムの思考

 カントの思考では定言命法によりいかなる時も適応されなければならず

少しも融通がきかず、感情移入が一切ない

 ベンサムの思考では自分でその先に起こる幸福値を考え

行動の選択をする 

 

 〜道徳とは(3)〜ではある問題についてそれぞれの思考で考えていく

 

 

 www.norizo.work

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村